近年になく寒い日々が続く伊豆高原・城ヶ崎です。本日(1月28日)も、鉛色の雲に覆われた空から時折、細雪がちらついています...積もることはありませんが。
正午前、無鄰の本館1階の食事処(個室)を見回りますと、その窓の向こうではメジロやシジュウカラが忙しく飛び回っています。
小鳥たちの動きをしばし目で追いますと、すっかり葉を落した八重桜の枝に毬のようなものが...
画面右下の「赤紫色のリボン」のようなものは、つつじの狂い咲きです。本当は、4月に咲くのですが...。
(季節の便り:http://www.murin.jp/letters/2011/04/post-59.html 参照)
もう少し拡大してみますと...
顔の「隈取(くまどり)」からしてホオジロのようです。
図鑑で見るホオジロに比べてふっくらしています。
デジタルスチルカメラの光学ズームとデジタルズームを最大限に生かし、さらに拡大しますと...
羽毛に空気をため込み、「自前のダウンジャケット」で寒さを凌いでいるようです。
ホオジロの前後の小枝が細雪混じりの風に揺れています。
一休みしながら、一寸、周囲を窺ったりして...
「どこへも行きたくなぁ~い」と言いたげな表情。
そういえば、無鄰の夕食の最後を飾る「口直し」に『福良雀(ふくらすずめ)』という名の干菓子を出していたことがあります。
寒さに全身の羽毛を膨らませている「膨ら雀(脹ら雀)」に因む名のとおり、和三盆を丸々太った雀に似せて固めた干菓子です。
ホオジロも雀に近い種類ゆえか、『膨れ具合』も雀並みといえましょうか...「福良頬白」より「ふっくらホオジロ」と呼びたくなるような姿です。